XMの各口座タイプの比較表は、XM公式サイトのこちらのページで確認できます。
この記事では、XMの口座タイプについて、公式サイトより分かりやすく解説します。特に、よく似ているマイクロ口座とスタンダード口座、そして他とは大きく異なるゼロ口座について、比較しながら解説します。
また、記事の後半では、所有している口座がどの口座タイプかの確認方法と、口座タイプの変更について解説します。
XM口座タイプの比較表
XMで選択可能な口座タイプの特徴をまとめると、以下の表のようになります。
この表では、各項目で他と異なる箇所に下線を引いてあります。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロ口座 | |
取引可能な通貨単位 | 10から10万通貨単位 | 1千から500万通貨単位 | 1千から500万通貨単位 |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 | 500倍 |
追証 | なし | なし | なし |
主要通貨のスプレッド | 最低1pip | 最低1pip | 最低0pip |
取引手数料 | なし | なし | あり |
ボーナス (>>ボーナス詳細はこちら) | すべて貰える | すべて貰える | 初回3,000円のみ貰える |
最低入金額 | 5米ドル | 5米ドル | 100米ドル |
大雑把にまとめると……、
『マイクロ口座』:スタンダード口座とほとんど変わらない。「初心者向け」などとよく言われるが、取引可能な通貨単位が小さすぎるため、FXトレードに慣れてきたらすぐに物足りなくなるでしょう。
『スタンダード口座』:もっとも標準的な口座。すべてのボーナスが貰えて、スプレッド以外の手数料がかからないので分かりやすい。レバレッジも最大888倍まで設定可能。
『ゼロ口座』:スプレッドが狭いが、一方でトレードごとに手数料がかかる。手数料は、例えば米ドル円のトレードなら、10万通貨単位のトレードで片道5米ドル、計10米ドル(手数料が何円になるかは為替変動の影響を受ける)。ボーナスは初回3,000円のみ。
XMのマイクロ口座とスタンダード口座の比較
XMのマイクロ口座とスタンダード口座について、さらに詳しく比較してみましょう。
と言っても、この2つの口座の違いは、たった一つ。
『取引可能な通貨単位』が異なります。他はすべて同じです。
具体的には、以下の違いがあります。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | |
取引可能な最低通貨単位 | 10通貨単位 | 1,000通貨単位 |
取引可能な最大通貨単位 | 10万通貨単位 | 500万通貨単位 |
マイクロ口座は、10通貨単位という非常に小さな通貨単位でトレード可能です。ですので、よく「XMのマイクロ口座はFX初心者向け」などといわれます。
ですが、マイクロ口座で取引可能な通貨単位は10万通貨単位までです。高レバレッジでトレードできるXMでは、トレードに慣れてきたら、最大10万通貨単位なんてすぐに物足りなくなってしまいます。
スタンダード口座で取引可能な最低通貨単位の1,000通貨単位でも十分小さく、初心者向けと言えます。
XMでは一人で8口座まで保有できるので、「最初はマイクロ口座、慣れてきたらスタンダード口座」でも良いのですが、口座間での資金移動などの煩わしい手続きが発生してしまいます(>>複数口座の作り方はこちら)。
マイクロ口座とスタンダード口座とでは、取引可能な通貨単位以外は全く同じ条件なので、長く使うことを考えて、最初からスタンダード口座を選んでみてはいかがでしょうか?
XMのゼロ口座とスタンダード口座の比較
XMのゼロ口座とスタンダード口座についても、さらに詳しく比較してみましょう。
なお、上記したようにマイクロ口座とスタンダード口座の違いは『取引可能な通貨単位のみ』ですので、ここではマイクロ口座は話題に挙げません。
さて、ゼロ口座とスタンダード口座の違いは、以下の表のとおりとなります。
スタンダード口座 | ゼロ口座 | |
ボーナス | すべてもらえる | 初回3000円のみ |
最大レバレッジ | 888倍 | 500倍 |
スプレッド | 最低1pip 米ドル円平均0.016pip | 最低0pip 米ドル円平均0.001pip |
手数料 | なし | あり 10万通貨単位につき片道5米ドル(米ドル円の場合。ユーロ円の場合は片道5ユーロ。ポンド円の場合は片道5ポンド) |
最低入金額 | 5米ドル | 100米ドル |
XMでは常設のボーナスキャンペーンが非常に魅力的です。このボーナスキャンペーンをすべて利用するためには、スタンダード口座が必要です。ゼロ口座では、初回の3000円しか受け取れず、残りの50万円が受け取れないのはもちろん、不定期開催のボーナスキャンペーンも対象外になることがほとんどです。
レバレッジは、500倍でも十分かと思いますが、せっかく海外FX業者を使うのですから、888倍の高レバレッジも試してみてはいかがでしょうか?
スプレッドと手数料は、悩むところだと思います。ほとんどの通貨ペアでは、ゼロ口座の方がトータルの取引コストは安くなります。ただし、手数料は外貨建て(米ドルやユーロなど)なので、円安になると手数料が割高になってくることは覚えておいてください。
最低入金額は、スタンダード口座の方が低いので、スタンダード口座の方が気楽に始められるでしょう。とはいっても、ゼロ口座も100米ドル(約1万円)なので、最低入金額はあまり気にする必要はないでしょう。
XM口座タイプのおすすめは?
ここまで、XMの各口座タイプを比較してきました。この比較をもとに、各口座タイプがどのような人におすすめかをまとめると、次のようになります。
- スタンダード口座:すべての人におすすめ。迷ったらこの口座。
- ゼロ口座:スキャルピングをする人におすすめ。ただし、ボーナスや特別キャンペーンはほぼ対象外。
- マイクロ口座:中途半端なのでおすすめしません。
XMスタンダード口座はすべての人におすすめの口座タイプ
XMのスタンダード口座のメリットとデメリットは次のようになります。
メリット
- すべてのボーナスがもらえる。特別キャンペーンもまず間違いなく対象になる
- 1,000通貨単位からトレード可能。最大500万通貨単位まで対応。
- 最大レバレッジ888倍
デメリット
- ゼロ口座に比べると取引コスト(スプレッド)が大きい
これらのメリット、デメリットから考えると、スタンダード口座がおすすめの人と、スタンダード口座がおすすめではない人は次のようになります。
スタンダード口座がおすすめの人
- XMでトレードするすべての人
スタンダード口座がおすすめではない人
- ボーナスや特別キャンペーンがほぼ対象外でも良く、最大レバレッジが500倍でも良いから、とにかくトレード1回あたりの取引コストを下げたい人(ゼロ口座がおすすめです)
XMゼロ口座はスキャルピングをする人におすすめの口座タイプ
XMのゼロ口座のメリットとデメリットは次のようになります。
メリット
- スタンダード口座に比べると、取引コスト(手数料+スプレッド)が小さい
デメリット
- ボーナスは初回3,000円のみ。たまに開催される特別キャンペーンはほぼ対象外
- 最大レバレッジ500倍(スタンダード口座は888倍)
これらのメリット、デメリットから考えると、ゼロ口座がおすすめの人と、ゼロ口座がおすすめではない人は次のようになります。
ゼロ口座がおすすめの人
- 1トレード当たりの取引コストをとにかく下げたい人
ゼロ口座がおすすめではない人
- XMの豊富なボーナスやたまに開催される特別キャンペーンをすべて受け取りたい人
- 888倍のレバレッジでトレードしたい人
XMマイクロ口座はおすすめしません
マイクロ口座は、スタンダード口座とほぼ同一の口座です。
唯一の違いは、保有可能な通貨単位。スタンダード口座が1,000から500万通貨単位なのに対し、マイクロ口座は10から10万通貨単位。
最小通貨単位は、スタンダード口座の1,000でも十分小さいです。また、マイクロ口座の最大10万通貨単位では、高レバレッジをかけられるXMではすぐに物足りなくなるでしょう。
マイクロ口座を作るのでしたら、長く使うことを考えて、最初からスタンダード口座を作ることをおすすめします。
XM口座タイプの確認・変更方法
XMの口座タイプは、XMの会員ページで確認できます。
また、XMでは、一度作った口座の口座タイプは変更できません。ただし、一人8口座まで保有することができるので、希望の口座タイプの口座を作れば、異なる口座タイプでトレード可能です。
XM口座タイプの確認と変更について、以下で詳しく解説します。
XM口座タイプの確認方法
口座タイプの確認は、XM会員ページで行います。
XM会員ページに『マイアカウントの概要』という欄があります。表示されているリストの中から、口座タイプを確認したい口座の口座番号の横にあるマークを押します。
『口座種別』に、その口座の口座タイプが表示されているので確認してください。
XM口座タイプは変更できないけど、対処法はあります
XMの口座タイプは変更できません。ですが、対処法はあります。
XMでは、一人8口座まで保有できます。ですので、新しい口座を希望の口座タイプで作ればよいのです。
また、希望の口座タイプで新しい口座を作った後、現在使っている口座が不要であるなら、現在使っている口座は削除することもできます。
残高が残っている口座を使わずに放置しておくと手数料がとられてしまう場合があるので、使わない口座は削除することをお勧めします。
関連記事
>>XM 口座開設
>>XM 口座有効化
>>XM 口座凍結
>>XM レバレッジ