XMから銀行出金する場合、初めての方は特に戸惑うと思います。
銀行出金は難しそうに思えるかもしれませんが、やってみると難しくはありません(面倒かもしれませんが)。
今回の記事では、XMの出金申請フォームの各項目について、住信SBIネット銀行へ出金する場合を例に、入力例を示しながら解説します。
XMから出金する手順~住信SBIネット銀行を例に解説~
今回は、XMから住信SBIネット銀行に銀行出金(International Wire Transfer)する場合を例に解説します。
他の銀行に出金する場合でも参考になるように解説しますので、ぜひお役立て下さい。
出金申請フォームを開いて入力する
XM会員ページを開いて、『資金の出金』と書かれたボタンを押すと、出金方法の選択画面が開きます。
複数の口座を保有している場合は、『マイアカウントの概要』から出金したい口座を選び、『オプションの選択』から『資金の出金』を選択します。
今回の例では、銀行出金(International Wire Transfer)するので、出金方法は”International Wire Transfer”を選択します。
出金先の情報などを入力する画面が表示されます。
特に『受取人銀行』と『仲介銀行』の項目は、自分で調べなければならないので、結構面倒です。
今回は、私も利用している住信SBIネット銀行に出金する場合を例に、各項目に何を入力すれば良いのかを具体的に解説します。
住信SBIネット銀行の場合、公式サイトに記入例が載っているので、これを参考に入力していきましょう(他の銀行でも、記入例が掲載されているはずです。見つからなかったら銀行のサポートセンターにお問い合わせください)。
上記のリンク先(住信SBIネット銀行の公式サイト)を開いたら、『当社宛に日本円を送金される場合』を選択してください。
では、XMの出金フォームの各項目に入力していきましょう。
今回の例では、『受取人銀行』は『住信SBIネット銀行』のことです。もちろん、他の銀行でも同様です。
各項目の記入例
受取人の下のお名前(全角カナ表記): | 受取人銀行に登録している名義の下の名前をカタカナで入力します 例:リョウマ |
受取人の姓(全角カナ表記): | 受取人銀行に登録している名義の姓をカタカナで入力します 例:サカモト |
受取人のお名前(フルネーム): | 受取人銀行の名義をフルネームでアルファベットで入力します |
受取人の住所: | 受取人銀行に登録している住所をアルファベットで入力します |
受取人の銀行口座番号/IBAN: | 受取人銀行の口座の口座番号を入力します |
『受取人銀行』部分の記入例
銀行名: | 受取人銀行の名前を選択します 例:『住信SBIネット銀行』の場合は、”SBI SUMISHIN NET BANK”を選択します |
SWIFTコード: | これは、各銀行に割り当てられた識別コードです。 住信SBIネット銀行の公式サイトでは、『受取人取引銀行』の項目に書かれています。 ![]() |
銀行所在地: | 受取人銀行の所在地をアルファベットで入力します。 住信SBIネット銀行の公式サイトでは、『支店名/住所』の項目に書かれています。 ![]() |
支店名: | 受取人銀行の支店名をアルファベットで入力します。 例:住信SBIネット銀行の場合 ・『イチゴ支店』:ICHIGO ・『ブドウ支店』:BUDOU ・『ミカン支店』:MIKAN ・『レモン支店』:LEMON ・『リンゴ支店』:RINGO |
支店コード: | 受取人銀行の支店コードを入力します。 >>住信SBIネット銀行の支店コード確認方法はこちらを参考にしてください(公式サイト) |
『仲介銀行(該当する場合)』部分の入力例
銀行名: | 住信SBIネット銀行の公式サイトでは、『中継銀行』の項目に書かれています。![]() |
SWIFTコード: | 住信SBIネット銀行の公式サイトでは、『中継銀行』の項目に書かれています。![]() |
銀行所在地: | 中継銀行の所在地をアルファベットで入力します。 |
ここまで入力したら、もう迷うことはないと思います。なお、『追記』は入力する必要はありません。
XMで出金拒否? 銀行出金の注意点
XMから銀行出金する場合は、次の点に注意してください。
出金できなかったからといって、すぐに「XMから出金拒否された」と騒がず、落ち着いて原因を考えてみてください。
出金できない銀行がある
次の銀行には出金できません。
- ゆうちょ銀行
- じぶん銀行
- ジャパンネット銀行
- 新生銀行
- みずほ銀行(インターネット支店のみ)
最低出金額が決められている
XMから銀行出金する際の最低金額は、1万円です。
1万円未満の出金はできませんのでご注意ください。
中継銀行で送金が止まってしまう場合がある
そんなに頻繁には起こりませんが、中継銀行で送金が止まってしまうことがあります。
一般的には、XMに出金申請してから3日から10日程度(土日祝日を除く)で指定した銀行に振り込まれます。
あまりにも遅い場合は、XMに問い合わせて、XMと共に問題解決してください。
出金した資金を受け取るために、確認が必要な場合がある
XMに限らず、海外から日本の銀行に送金した場合、出金先として指定した銀行から確認の連絡が来る場合があります。
確認作業を完了しないと、出金した資金はXMに返金されてしまいます。
銀行から確認メールが届く場合は、『受信フォルダ』だけでなく『迷惑メールフォルダ』などの他のフォルダも確認してください。
思わぬ手数料がかかる
銀行出金の場合、XMは出金手数料をとりません。
ですが、受取先銀行や中継銀行で手数料が発生する場合があります。
受取先銀行や中継銀行で発生した手数料は無料になりませんので、XMで出金申請した金額と、実際に銀行に振り込まれる金額が異なる場合がよくあります。
場合によっては、数千円の手数料が差し引かれることもありますが、これはXMの責任ではありません。現在の国際送金のルールです。
XM出金方法~まとめ~
XMから銀行出金する場合の申請方法について住信SBIネット銀行を例に解説しました。
国際送金が初めての方は、戸惑う部分も多いと思います。
基本的に、どの銀行でも公式サイトに入力例が公開されていますので、お使いの銀行の公式サイトで探してみてください。
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